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専門書

構造医学の原理 ― ヒトの直立と歩行から ―

構造医学の原理

著 者:吉田 勧持
(日本構造医学研究所所長/医学博士・理学博士)
出版社:産学社 エンタプライズ
価 格:16,000円(税抜)
型 版:A4判上製
頁 数:227

推薦文
自序読む
第1章  構造医学の原理
第2章  生体潤滑理論
・摩擦および磨耗
・生体潤滑の機構要素
第3章  人類の運動上から見た特性(直立と直立二足歩行)
・二足ジャイロ機構
・歩行と生理機能
・寛骨フライホール運動と二足ジャイロ機構 ほか
第4章  運動機能の機構要素
・外形に見る骨盤の性差
・仙腸関節と女性 ほか
第5章  バイオメカニクス
・構造医学の新しいモデル
・脊柱の生理的運動分析
・骨盤の構造とバイオメカニクス ほか

第6章  仙腸関節Weight Bearing 機構の研究
第7章  構造診断学の基礎として(生体内カンナ効果の発見)
・レバーアーム理論
・交通外傷(追突)の応用解析 ほか
第8章  構造医学の診断のための諸要素
第9章  臨床上気づいた観察結果と生理的局所冷却療法の原理
第10章 構造医科学的検査とその臨床の意味
・臨床構造診断におけるスクリーニングテスト
・整復の原理

構造医学の臨床

構造医学の臨床

著 者:吉田 勧持
(日本構造医学研究所所長/医学博士・理学博士)
出版社:産学社 エンタプライズ
価 格:17,000円(税抜)
型 版:A4判上製
頁 数:240

第1部 難治性疾患に対する構造医学的アプローチ

第1章  めまいの臨床
[①]身体の平衡
[②]前庭器の生理上からみた特異点
(1)メニエール病
(2)レイモワイエ症候群
(3)良性発作性頭位眩暈
(4)高血圧によるめまい
第2章  顎関節のバイオメカニクスとTMJ症候群に対する応用療法
顎関節開閉のメカニズム
①右開口不全型の場合
②右閉口不全型の場合
第3章  しびれの臨床−そのメカニズムと治療法
[①]構造医学的しびれの発生メカニズム
[②]上肢のしびれ(右側を例にとって)
(1)構造医学的診断
(2)構造整復法
(a)髄核性のしびれの場合(右)
(b)第一肋骨性のしびれの場合(右)
[③]下肢のしびれ(左側を例にとって)
(1)構造医学的診断
(2)構造整復法
(a)髄核性のしびれの場合(左)
(b)椎体性のしびれの場合(左)
(c)(a)(b)の混合型しびれ
第4章 心疾患および泌尿系疾患の構造診断と喘息の臨床
[④]心疾患と右非荷重症候群
[⑤]泌尿器系疾患と左非荷重症候群
[⑥]喘息と両側非荷重症候群
第5章 外反母趾とその臨床
第6章 構造医学による交通外傷(追突)の応力解析
第7章 形をよむ−臨床に役立つ観方そして据え方

第2部 構造医学の整復手技

序 構造医学スクリーニングテスト
1 後頭滑動不全症
2 頭頸移行部(第四ベース)整復法
3 TMJ症候群
4 頸胸移行部(第二ベース)整復法
5 心臓神経症
6 胸腰移行部整復法
7 腰仙移行部(第一ベース)の整復法
8 耳状面の外荷重力性角加速度損傷による潤滑不全整復法
(外傷性PI症候群)
8’ 耳状面ウェイトベアリング整復法
9 恥骨クランク運動整復法
10 仙骨尖部の左右軸傾確認テスト
10’ 仙骨尖左右軸傾の整復法
11 胸郭整復法
12 肩甲上腕関節整復法
13 肩甲上腕関節剥離術
14 成人肘内障整復法
15 大菱形骨整復法
16 股関節整復法
17 膝半月板整復法
18 足関節(距腿関節)整復法
19 外反母趾整復法
20 整復応力を加える接触手の応力スポット
21 不良姿勢のパターン
22 良好な姿勢のパターン
文献

構造医学解析Ⅰ ― ヒト平衡系のバイオメカニクスと顎関節の生物学的意味 ―

構造医学解析Ⅰ

著 者:吉田 勧持
(日本構造医学研究所所長/医学博士・理学博士)
出版社:産学社 エンタプライズ
価 格:16,000円(税抜)
型 版:A4判上製
頁 数:227

Ⅰ. ヒト顎関節の演繹解析とバイオメカニクス
~直立二足歩行とのかかわりから~
1)補食、移動、生殖から考えること
2)顎の意味と頭位軸慣性平衡系
3)要素比較人類学(膝と顎の比較から)
4)歴史的知識の踏襲から
5)顎関節構造の演繹解析(円錐のもつ意味)
6)透明頭蓋モデルによる解剖学的検証
7)顎関節の運動解析
8)頚椎および舌骨の顎関節機能に及ぼす効果
9)顎関節ルーズニング
10)頭位軸慣性平衡系および頚部の機能解剖と姿勢の理解
11)仮説と演繹について

Ⅱ. ヒトの機構的平衡系がもたらす動的安定への対応
1)静的平衡と動的平衡
2)ヒトの重心移動(リンク機序から)
3)ストレス状態の寛骨と仙骨の対応
4)連接要素内での連関(股関節・仙骨・恥骨)とWeight Bearing
5)連接要素内変化が腰椎の彎曲に及ぼす効果
6)股関節支点と機能前捻角の関わり
7)股関節状態と相同関係を成す肩関節機能(臨床像から)
8)歩容解析