応用技術
20年にわたる臨床実績を積んだ、構医研独自の頭頚部冷却システムです。
【特許要約】
①本技術が解決する課題
疾患により特異的に脳、脳幹、脊髄の温度が上昇することがある。
この箇所における過度の温度上昇は更に二次的な障害を惹き起こす恐れがあり、これを回避する方法を提供する。
②解決手段
頭頸部冷却装置は、内部に液状冷媒物を収容し、頭頸部装着時に前頭部から後頭部及び僧帽筋の上部までを被覆する冷却装置本体と、液状冷媒物を冷却装置本体に送給し、内部を通過させた後に回収する液状冷媒物循環装置と、液状冷媒物の温度を制御する温度制御装置とを備えている。
液状冷媒物循環装置はポンプと圧力計、送給チューブ、回収チューブを備えている。温度制御装置は、熱交換器と温度センサーを備えている。
冷却装置本体の内部には、送給された液状冷媒物に偏りが生じないように液状冷媒物を分散させる隔壁が設けてある。
隔壁には液状冷媒物通過孔が設けてある。
【特許要約】
①本技術が解決する課題
管体中を流れる流体に対して必要以上のエネルギーを与えなくてもそのよどみない流れの維持を図れるようにする。
②解決手段
液体又は気体からなる流体により満たされた管体内に、その外径が管体の内径よりも小さくされた筒状体であると共に、その断面形状が、外側に沿う流体の流速が向上するような翼形となっている管体用整流具を取り付けることによって、その内部で整流が行われる整流管体を構成し、この管体用整流具を管体と同軸になるようにして管体内部に取り付ける。
【特許要約】
①本技術が解決する課題
エネルギー効率が高く、加熱冷却の双方を行うことができるようにした、従来のヒートパイプを超える熱交換管を提供する。
②解決手段
第1の熱交換管は、作動流体を封入する外管と、該外管内部に外管長手方向に渡って設けられた内管とからなり、内管内部を流れる流体と作動流体との間で熱交換を行うことにより外管内外で熱交換を行うようにした熱交換管を基本とし、その内管を、作動流体に熱を供給する温管と、作動流体から熱を奪う冷管とから構成する。
本発明による第2の熱交換管は、外管と、電圧の印加方向によって発熱又は吸熱のいずれかを行う2つの熱交換面を備えると共に、該熱交換面の一方が作動流体と熱交換を行い且つ他方が外管の外側と熱交換を行うようにして外管の長手方向に渡って取り付けられたペルチェ素子とからなるものとする。
【特許要約】
①本技術が解決する課題
患者に対する肉体的,精神的,且つ経済的負担を少なくして、顎関節症などの顎運動の機能異常の治療を行うことの出来る貼付体を提供する。
②解決手段
貼付体Tは塩化ビニルフィルムで形成された基材1を有し、基材1の上面には粘着剤が塗布されて粘着剤層が形成されている。粘着面には剥離シート2が貼着されている。
剥離シート2は、二枚の剥離紙を使用し、略中央部分で端縁部分が重ねられており、上側は粘着剤と貼着していない摘み部21を設けて基材1から剥離しやすいようにしている。
基材1は貼付箇所の皮膚呼吸を妨げないように、貫通した円形の通気孔3が、均等に且つ全面にわたって多数設けられている。
【特許要約】
①本技術の目的
脊柱関節の潤滑確保のために、脊柱に軸圧をかけながら脊柱を左右から脊柱中心に向かって押圧する手動式の全柱および細密脊柱整復器を得る。
②構成
2つの金属球よりなる硬質の押圧転子を、平行移動する左右の腕の先端に個別に設け、その回転軸開き角度が脊柱に対する該開き角度を保ったまま、押圧転子間距離を可変とする距離調整ネジを設ける。
さらに細密な押圧転子の動きを得るために平行移動する左右の腕の先端に中間クランクを介して押圧転子を個別に設ける。
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