2020.11.1大阪府立国際会議場
日本構造医学会は、11月1日、第25回の記念大会となる日本構造医学会大阪学術会議を大阪府立国際会議場にて開催しました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を万全に整えて開催した今大会においては、前代未聞の難しい時期の中150人が集まり、発表者が得た臨床知見について質疑・座長カンファレンスを通じて議論を深めました。
道具の原理の理解は使用に先立つべきものという考え方のもと、電位、境界層、エネルギーの視点から独自に研究考察し、特に電函、薄膜型境界層、境界層メッシュ、懸垂延転子の作用原理についての研究を発表したうえで、使用者の心は道具の扱いに顕れ、その作用に反映すると締めた。
自身が素粒子学応用療具を臨床で活用する中で感じたことや、獲得した知見について、特に産前産後の不安定な女性の症例にフォーカスを当てて発表した。
前回の論文発表後、再び遭遇した施設内でのCPR蘇生成功の実体験を前回の事例と比較し、その差異から得た知見と、一般的CPRとの比較についての考察を発表した。
2019年の台風15号と19号での被災と2020年のコロナ禍による社会環境の変化の中で、自身が素粒子学応用療具を使用して得た経験についてありのままに発表した。
クリニックにおいて素粒子学応用療具を運用して得た知見について、構造医学スクリーニングテスト、X線画像診断と照らしながら発表した。
地表導電、いわゆるアーシングが、人体の不調に対して効果した実績を集め、これらの不調の原因が電子の挙動の乱れであるという仮説に基づき、何故電子の挙動の乱れが生じるのか、どのような状態が良好であるのか、どのようにして改善するのか、という視点で研究し、発表した。
デイサービスの現場で、素粒子学応用療具が認知症患者の周辺症状に与えた影響についての知見を、現状では主観的情報に基づくデータであること、認知症の中核症状への改善はみられていないということを断りつつも、経営者の視点から職員の労務負荷の軽減やコスト減、患者帰宅後の家族の負担軽減という実態的影響があったことを添えて発表した。
前回の論文発表後の質疑において、軟組織外傷に対する処置状況観察の比較方法についての議論があったが、偶然にも同一患者で左右同一部位での突き指で来院したことから、改めて関節のエコーでの画像観察について検討し、その結果を発表した。
発表者が自ら開発した非圧縮性流体封入器を用いて、安全かつ精緻な骨盤環整復を試みて集めたデータを分析し、その結果を発表した。
コロナ禍という前代未聞の難局のもと、25周年の節目にふさわしい有意義で盛大な大会を執り行うことができましたのは、消毒・換気・検温・体調管理等に快く協力を頂きご参加下さった皆様はもちろんのこと、大会長を務めて下さった西村和雄先生、実行委員の皆様、座長委員の皆様による、縁の下の支えがあってのことでございます。
安全安心な大会遂行に尽力賜った役員の皆様の功を労い、末筆ながら、ここに役員の皆様のお名前を順不同にて記します。
日本構造医学会事務局より篤く感謝申し上げます。
学会長兼 実行委員長
西村和雄先生
京都大学名誉教授。
第16代京都大学経済研究所長。
令和元年 瑞宝重光章 叙勲(事務次官相当)。
西村和雄
小川英史 城塚啓宇 中川亜耶 仲西賢晃
西浦秀 堀之内裕史 森和美 山脇功治
鬼丸聡 小笠原宏之 落合弘志 川内野良蔵
柴田宗孝 林田一志 松村圭一郎 山本泰司
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