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【連載】第7回 喘息の治療について

【連載】第7回 喘息の治療について

2017.10.11

この用手法は1989年に『構造医学の臨床』に初めて発表され、その数年後、東京の医師勉強会にて吉田勧持所長による実演指導を経て、1995年には同様の手法が喘息発作の救命法として日経メディカルに紹介され(NIKKEI MEDICAL 1995.3.15『喘息発作の救命に新手法 用手胸部圧迫で換気補助』)、それから20年の時を経て、一部の呼吸器内科の医師達により無侵襲経皮処置として採用されています。
※周知の通り1997年に医療法において『説明と同意』が明文化されたように、掲載当時以後、時代性は激変しています。この手法を選択する際は、患者に対して治療の意義と具体的な方法について十分なインフォームドコンセントを行い、慎重に対応して下さい。また、用手法によらない代替法として療具(バンド)も整備されています。
< 出典 > 著 者:吉田 勧持(医学・理学博士)(日本構造医学研究所 所長) 掲載誌:日本構造医学会編:季刊構造医学 第7号,31,1997.6.10)

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