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【特別掲載】アキレス腱断裂・腱炎・周囲炎に対する吊性・置性転子の非観血的処置について

【特別掲載】アキレス腱断裂・腱炎・周囲炎に対する吊性・置性転子の非観血的処置について

2018.01.24

アキレス腱断裂はスポーツ人口の増加と社会の高齢化により増加傾向にあります。自家筋力による受傷が多く、原因として腱の退行性変性(肥厚)や副腎皮質ホルモンの局所・全身投与などの薬剤との関連性が指摘されていますが、治療法に関する統一的見解がなく(※)、保存療法と切開縫合や経皮縫合などの種々の外科的手術が行われています。
日本構造医学研究所では保存療法を選択し、体表外科の視点から、筋・腱軟部組織損傷並びに炎症において独自の非観血的処置を行い良好な結果を得ているため、最新の知見を報告します。

(※)2018.7.11追記
再断裂率が同等であることから、海外においても保存療法の見直しが進んでいます。保存療法を支持する最新の情報が得られたため追記します。

-以下引用- 「日本のガイドラインでは手術療法がされているが、欧米では保存療法が見直されている。Lea&Smithの報告によると保存療法(早期リハ)ではエビデンスレベルの高い研究が続出し、足関節早期リハでの再断裂率は同等、または再断裂の差はない。スウェーデンでは2001年43%→2012年28%と手術例が減少しており、イギリスでは2008年46%→2013年1.8%と手術例がともに減少している傾向にある。(引用元:米田實(医師・医療法人米田病院院長);(公社)日本柔道整復師会第42回近畿学術大会特別講演より)」
構医研ではこうした動きに先駆けて保存療法を独自に研究・発展させており、体表外科による保存療法の有用性は益々向上することが予想されます。

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