構医ジャーナルは構医研の研究知見だけでなく、最新の生命科学的成果や知見もご案内しています。

硬膜脳髄反射における検証と考察について

硬膜脳髄反射における検証と考察について

2020.04.27

<論文概要>

髄膜への刺激に応じて頭蓋内で脳が移動(脳偏移)する応答現象は、1982年吉田勧持氏に発見され、刺激と応答の関係に一定の規則性が観察されることから「硬膜脳髄反射」と名付けられた。

この脳偏移は、頭痛の原因たりえると同時に、対処法ともなりうる。
構造医学によると、脳偏移により頭蓋と脳の間隙の均衡が破られると頭蓋内圧に偏りが生じ、陰圧部分等に頭痛が引き起こされ、これが原因不明性頭痛例の多くを占める。また髄膜への断続/連続性の刺激原因となるような不整状態を解消することで、硬膜脳髄反射により脳偏移が起き、原因不明性頭痛が消退する。

本論文では頭痛又は頚部痛患者16名に、デュアルサイクローターによる硬膜脳髄反射を用いた処置を行い、症状の消退または軽快をみたため、検証を交えて報告する。

< 出典 > 著 者: 著 者:市原周篤(柔道整復師・日本構造医学研究所・熊本県)
掲載誌:掲載誌:第24回日本構造医学会 東京学術会議 論文集,2019.10.13

< 参考文献 > 吉田 勧持:構造医学の原理,構造医学の臨床,構造医学解析Ⅰ,構医講義録

< 論文著作権はすべて各論文著者または出典元に帰属いたします。 >